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2025年

木曽町開田高原の木曽馬 冬は放牧場移動 餌の芝育成へ

2026/01/08
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移動先の放牧場で過ごす木曽馬

 7日朝、木曽町開田高原は県内の気象庁観測地点で2番目に低い氷点下14・5度を記録し、今季最低の冷え込みとなった。厳しい寒さの中、開田高原末川にある木曽馬の里は、放牧場の芝を保護するため、馬を芝のない放牧場に移す「冬シフト」を行っている。馬の餌となる芝の生育を促す目的で毎年実施しており、4月ごろまで続ける。
 放牧場は大きく分けて9カ所あり、そのうち芝のある1区画を冬の間空ける。地面が雪に覆われることで暖かさと湿気がもたらされ、馬に食べられないことと合わせ、生育に良い環境になる。最近の物価高や円安で輸入飼料が値上がりする中、餌となる芝の重要性は増しているという。
 年始の木曽馬の里では、馬たちが移動先の放牧場になじみ、のんびりと過ごす様子が見られた。雪でうっすらと白くなった場内で、輸入飼料の牧草を食べていた。