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2025年

塩尻市の人口 0.5%減の6万4873人 1月1日現在 大門・高出除く8地区で減

2026/01/07
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 塩尻市の1日現在の人口(住民基本台帳人口)が6日までにまとまった。外国人を含む総人口は前年同日比0.5%(320人)減の6万4873人(男性3万2469人、女性3万2404人)となった。市内10地区中8地区で人口が減り、第6次市総合計画(令和6~14年度)に掲げる目標人口6万5000人を初めて割り込んだ。

 人口減の主な要因は、死亡数が出生数を上回る「自然減」のためで、市民課によると、令和7年(1~12月、速報値)は出生が349人に対し、死亡が796人だった。令和6年も同様の傾向で、出生抑制につながった新型コロナウイルス禍の影響が尾を引き、「思ったよりも人口減少が進んでいる」(市企画政策部)。人口流入の差を見る「社会増減」は、転入が2641人、転出が2503人で転入が138人上回った。
 地区別にみると、人口が伸びたのは、JR塩尻駅北の土地区画整理事業(ぶどうの里ニュータウン)が行われた大門地区が前年同日比1.0%(102人)増、市営野球場北側などで民間の宅地開発があった高出地区が同1.0%(73人)増だった。一方、郊外に位置する楢川地区は3.5%(71人)減、北小野地区は同2.5%(44人)減と減り幅が大きく、高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)は楢川が52.3%と市内で最も高く、次いで北小野が42.3%となっている。
 世帯数は2万9415世帯で前年同日に比べ1.2%(346世帯)増え、増加傾向が続いている。単身世帯化や世帯分離が進んでいるとみられる。
 太田文和企画政策部長は「自治体を支えるのは人。人がいないとまちづくりができない。産業団地造成などのハード、人材育成などのソフト両面で政策を進め、二地域居住の推進で関係人口を増やし、定住につなげていきたい」とする。