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2025年

筑北村のフルデマンドバス導入計画踏まえ 聖高原バスが小型タクシー運行開始

2026/01/06
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聖高原バスがフルデマンドバス導入を見据えて運行を始めた小型タクシー

 筑北村坂北の聖高原バス(大川治水社長)は、村が予約地から目的地まで直通運行可能な「フルデマンドバス」の導入を模索しているのを踏まえ、小回りの効く小型タクシーの運行を始めた。ルートにこだわらない柔軟な運行が可能なフルデマンドバスには「道幅が狭い集落内を走行可能か」という課題があり、解決策として軽自動車の利用が検討されている。同社は軽自動車と走行感覚が似た小型タクシーの運行が、フルデマンドバス導入への村民理解を深める機会になればと期待している。

 同社が運行するタクシー(全5台)のうち、2台ある乗客9人乗りジャンボタクシーの1台を削減し、代わりに同4人乗りの小型普通車を昨年10月に1台導入した。全長や車幅が小さく軽自動車に近いため、一般的なタクシーに比べて小回りが効き、村内のほぼ全域で運行が可能だ。
 同社は村からの受託で7~10人乗りの村車両・リース車計5台を運用し、主に予約制デマンドバス「えべさー」として運行している。タクシー用の車両はバス運行には使用されていないが、同社は「タクシーを利用いただきながら『フルデマンドバスになったらこんな使い心地になるのか』と実感してもらえれば」と話している。