年末年始の入り込み堅調 中信地方の観光・レジャー施設にぎわう
年末年始(12月27日~1月4日)期間、中信地方の観光・レジャー施設は、前年並みの入り込みとなった。前年同様に最大9連休となる暦の並びの良さに加え、おおむね穏やかな天候が続き、人出が保たれた。スキー場は雪不足の状況によって明暗が分かれた。

松本市の国宝松本城は、降雪があった2日は客足が鈍ったが、期間全体では前年並みの1万8845人(前年同期比4.3%減)の来場があった。欧米系を中心に外国人客が前年より14.9%増え、年間を通じた傾向が年末年始も見られた。物価高が続く中、市街地の縄手通りの店主からは「人出は例年並みだったが、お土産品の数はあまり出なかった」との感触が聞かれた。
神社の参拝者は、松本市大手3の四柱神社が約6万人で前年並み、美須々の県護国神社が約1万人で若干増えた。深志3の深志神社は約3万5000人で、前年を約5000人上回った。安曇野市の穂高神社は1月1~3日に8万7000人が訪れた。2日の悪天候で前年同期を3000人ほど下回ったが、境内の御神馬像をあしらった特別御朱印を求める人は多く、午年ならではの動きが見られた。
塩尻市の奈良井宿は国内外の観光客でにぎわい、JR奈良井駅や、28日・4日に営業した観光案内所の利用は昨年を上回った。市観光協会は「新型コロナウイルス禍からの回復が続いている」とした。
スキー場は、27日から全リフトが稼働できた松本市安曇のMt.乗鞍スノーリゾートが約17%増の約9000人。一方、雪不足でコースが限られた同市奈川の野麦峠スキー場は1918人で、前年の半分ほどにとどまった。
木祖村のやぶはら高原スキー場は、0.9%減の1万4056人で、前年並みを維持した。クラウドファンディングで資金を募った設備増強で雪不足の中でもコース整備を進められたといい、坪井祐支配人は「設備増強が減収回避に直結した」と話した。



