松本市人口0.75%減の23万2370人 1日現在 自然減が過去最大の1717人
2026/01/06
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松本市の1日現在の人口(住民基本台帳人口)は23万2370人で、前年同日比1741人(0・75%)減となった。死亡者数が出生数を上回る「人口の自然減」は1717人で、同数で過去最大だった令和5年と6年を243人上回った。昨年1年間の出生数は1322人(前年比135人減)で初めて1300人台に落ち込み、少子化の加速が自然減に拍車をかけた。
総人口のうち男性は11万3928人(前年同日比850人減)、女性が11万8442人(同891人減)。出生数の減少は全国的な傾向で、市によると、物価高で若者の経済的基盤が不安定となったことが要因として推測される。年間死亡者数は3039人で前年より108人多かった。
人口の流出入の差を示す「社会増減」は昨年、転入が9489人、転出(9460人)と住民票の記録修正などにより24人の社会減となった。社会減となるのは令和元年以来7年ぶりで、新型コロナウイルス禍から数年が経過し、再び大都市圏など県外に流出する傾向がある。
35の地区別にみると、人口増は4地区(前年同日比4地区減)、減少は31地区(同4地区増)だった。増加率が最も高い地区は、本庄1に高層マンションが建てられた第一地区(8・9%増)だった。減少率が最も高い地区は寿台(3・7%減)で、老朽化した県営住宅の取り壊しが影響した。市内の世帯数は11万570世帯(554世帯増)で右肩上がりの状況が続いている。
市は人口減少と超少子高齢化に対応する指針「人口ビジョン」を年度内に見直し、世代間の人口バランスがとれた状態「人口定常化」を目指す。市DX推進本部の島村守次長は「詳細なデータを分析し、効果的な施策の実施につなげていきたい」と話している。




