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2025年

ワインと料理の組み合わせ解説 朝日の吉平翔さんが本出版

2026/01/06
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ワインと料理の組み合わせを紹介する本を著した吉平さん

 朝日村針尾でワイン専門の「吉平酒店」と日本料理店「馳走よしひら」を営む吉平翔さん(39)が『ロジックを楽しむワインペアリングの教科書』(朝日新聞出版)を著した。家庭でワインと料理を楽しむための本で、吉平さんの著書が出版されるのは初めて。ワインと料理の組み合わせの考え方や基本を分かりやすく紹介している。

 吉平さんは和食の料理人でソムリエでもあり、書籍はワイン愛好者や料理好きの人に向けた内容とした。香り、質感、存在感、酸、余韻の五つを軸に、ワインと料理を組み合わせる考え方を示した。
 香りの特徴が似ているワインと料理を重ねたり、辛みのある料理をワインの甘みで中和したりと説明している。「鯉の白子蒸し、香茸の餡」に「白のスパークリングワイン」といったように、馳走よしひらで提供している例も盛り込んだ。
 吉平さんは、料理人やソムリエの考え方を伝える機会を得たいと考えていた。執筆では専門用語をできるだけ使わないように心掛けた。表現を分かりやすく言い換えることが難しかったという。
 土地の歴史、地形、地質を取り上げて、どう味わいにつながるかも解説している。この本を通じてワインと料理を気軽に楽しめる方法を知ってほしいと願う。「食事の場での楽しみが増えるきっかけになればいい」と話している。
 B5判、207ページで1700円(税別)。最寄りの書店で取り扱っている。