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2025年

伝統の御柱立て 住民一丸 安曇野市豊科

2026/01/05
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福俵や巾着、柳花などを柱に飾る成相区の住民たち

 安曇野市豊科の新田、成相両区で4日、伝統行事の御柱立てが行われた。福俵などの縁起物を華やかに飾り付けた高さ10メートルを超える御柱を住民たちがそれぞれの公民館近くに立て、一年の地域の安泰や五穀豊穣を願った。
 作業には両区とも実行委員ら約50人が参加した。飾り付け用の細い竹を網目模様に組んだ後、昨年のうちに制作した大小1俵ずつの福俵、古布で作った色とりどりの巾着、五色の紙飾り「柳花」などをバランスよく飾り、柱のてっぺんに松飾りを据えた。新田区は滑車とロープを使い人力で、成相区はクレーンで御柱を起こし、住民の結束力を印象づける力作がお披露目となった。
 新田区の御柱立てに参加した豊科北小学校6年生の藤森絢香さん(12)は「自分の作った巾着などが飾られてうれしい。作業は楽しかった」、成相区の寺田一樹区長(37)は「広く関心を持ってもらえる祭り(福俵曳き)にしたい」と話していた。
 成相区は11日に、新田区は12日に御柱を倒し、福俵を曳いて練り歩いた後、前年に慶事のあった事業所などに納める。

火の見やぐらに滑車を付けて引っ張り起こした新田区の御柱