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2025年

松本市消防団が出初め式 地域守る決意新た 初の防災体験企画も好評

2026/01/05
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堂々とした行進を披露する消防団員

 新春恒例の松本市消防出初式が4日、キッセイ文化ホール(水汲)とエア・ウォーターアリーナ松本(美須々)で行われた。市消防団員約600人がエア・ウォーターアリーナ松本の敷地内ロータリーを堂々と行進し、災害から市民を守る決意を新たにした。消防団の家族らを対象とした防災体験イベント「初陣祭」が新たに企画され、消防団員と来場者が交流を深めた。
 例年は中心市街地の大名町通りと本町通りを行進していたが、式典会場として使用していたまつもと市民芸術館(深志3)が改修工事中のため、会場を変更した。
 法被を着た全39分団と本年度発足した支援隊の団員がラッパ隊の演奏に合わせて分列で行進し、臥雲義尚市長、小島康幸松本広域消防局長、宮坂明直市消防団長の観閲を受けた。消防団車両19台と松本広域消防局の特殊車両7台が続いた。
 式典はキッセイ文化ホールで開かれ、活動に尽力した団員や団体などに表彰状や感謝状が贈られた。臥雲市長は、市消防団が近年さまざまな改革に取り組み、若い世代や女性が活躍できる環境が整いつつあるとし「長年培われてきた知識と経験に加え、より柔軟で対応力のある持続可能な消防団を目指すことを期待する」と述べた。宮坂団長は「市民に愛され、頼られ、感謝される消防団を目指す」と決意を語った。
 初企画の初陣祭はエア・ウォーターアリーナ松本で開かれ、段ボールベッドの組み立てや心肺蘇生法といった防災体験を通じた交流があった。息子2人を連れて訪れた羽山久美さん(41)=松本市入山辺=は夫が第18分団に所属しているといい、「昨年までは平日の開催だったので子供と一緒に来ることができなかったが、家族で良い思い出をつくることができた」と話していた。