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2025年

深志高校の8人が科学甲子園出場へ

2026/01/05
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表彰状と、県大会の実技試験で製作したマジックハンド「プテラノドン」を持って並ぶ松本深志高校のチーム

 松本深志高校(松本市)2年生8人のチームが、3月20~23日に茨城県で開かれる第15回科学の甲子園全国大会(科学技術振興機構主催)に県代表として出場する。理科4分野(物理、化学、生物、地学)、数学、情報の知識と技能を競う大会で、昨年11月に行われた選考の県大会で総合優勝した。全国大会で表彰台に上がることを目指して意欲を燃やしている。

 伊藤弘也さん(16)、畑井優治さん(17)、岩下幸太郎さん(16)、柳生渓花さん(17)、木島颯人さん(17)、栗岩蓮さん(17)、原田優歩さん(17)、中島知紀さん(17)が出場する。
 県大会は8校15チームが競った。筆記試験と実技試験があり、チームの中から6人ずつ参加できる。
 筆記は全科目一斉に行う。チーム内で協力することは可能なため、それぞれが得意分野を担当した上で、請け負った科目以外も助け合いながら制限時間ぎりぎりまで粘り、化学、地学、情報で1位になった。地学は授業を選択しているメンバーがいなかったため中島さんが1カ月ほど前から勉強して臨み、1位をつかんだ。
 チーム内で3人ずつの2班が出場できる実技は、片手で操作できる空気圧を利用した工作物でカプセルトイのカプセルを紙コップに移動させる課題に挑戦。事前提示されていたため、制限時間内に工作用紙でできるものを伊藤さん、柳生さん、中島さんが何回も試行錯誤して設計した。マジックハンドのような形にして、ひたすら班ごと組み立てを練習。本番では2位に輝いた。
 全国大会ではさらに難しい筆記試験と、三つの課題が出される実技試験に挑む。伊藤さんは「県大会で一丸になって取り組めた。全国では多様化した課題に知識を付け、力を合わせて対応したい」と意気込んでいる。