松糸道路1月末着工 15年の完成目指す
2026/01/01
後で読む
松本地域と新潟県糸魚川市を結ぶ地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」(全長約100キロ)のうち、安曇野市内の新設区間「安曇野道路」(約4キロ)が今月末に着工する見通しとなった。計画が打ち出された平成6(1994)年から約30年の歳月を費やし、完成実現に向けて大きな節目となる建設工事がいよいよ動き出す。

県安曇野建設事務所は着工について「用地買収がおおむね進んできたため」とする。今月下旬にも関係地区や地権者を対象にした工事説明会を開く。
安曇野道路は、長野自動車道に新設する仮称・安曇野北インターチェンジ(IC)を起点に犀川右岸を北上するルートで、犀川、穂高川、高瀬川の「三川合流部」を新設の橋で抜けて高瀬川右岸道路につながる。総事業費は約250億円で、令和15年度の完成が目標になっている。
工事は、豊科光や明科光などの犀川右岸地域の約2キロ区間が対象になる。仮称・安曇野北IC付近から三つの工区に分け、安曇野道路の建設予定地に掛かっている市道と農業用水路を東側に付け替える。12月までの予定で行われる。ルートは、地域分断や農地買収などの影響を少なくするため、犀川や高瀬川にできるだけ寄せるようにしている。
安曇野道路は、広域化した市域の連携強化や災害時の代替路線の確保、観光地へのアクセス性の向上の役割が期待されている。松糸道路と長野道の接続部分でもあり、松糸道路の中でも特に重要な区間とされている。



