木曽町相撲場で土俵を清め新年準備 「来年も元気に稽古を」
2025/12/30
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木曽町相撲場(木曽町新開)にある総合トレーニングセンターで29日、土俵の清めや正月飾りの取り付けなど、新年を迎える準備が行われた。子供たちが来年も元気に稽古に励めるように―。木曽相撲連盟の役員による年末の恒例行事だ。
1階の相撲稽古場で、神棚のほこりを払って松飾りやしめ縄を整え、米や塩を供えた。2面の土俵では仕切り線を引き直し、新しい砂を入れて四方を塩で清めた。突っ張りなどの稽古に使う鉄砲柱2本にもしめ飾りが掛けられた。
年越し準備を担って約30年の同連盟施設部長・中田孝久さん(72)=木曽町新開=は「子供の数は減ってきているけれど、少ない人数でも頑張ってもらいたい。続けていれば必ず力になるからね」と話した。「だからこそ、けがなく稽古に励んで力をつけてほしい」とも願った。
新年初稽古は1月10日。




