高さ３メートル　巨大門松設置　松本駅

　松本市の松本駅お城口に高さ約３メートルの門松が２８日、設置された。真竹やアカマツ、杉の葉を使った松本地域伝統の作り方で仕上げた立派な門松がお目見えし、スマホで撮影する観光客も多い。
　塩原園芸シェフズガーデン（松本市寿北２）が飾り付けた。重さ３００キロ近くになるため、パーツごと持ち込み、その場で４人で１時間以上掛けて仕上げていった。古田達也副駅長（４９）は「松本の玄関口にふさわしい圧巻の大きさ」と笑顔だった。
　代表の塩原大さん（４２）は「杉の葉や緑の鮮やかな真竹を使い、松本地域伝統の作り方を大事にしている。門松を飾る企業や店は減っているが、それ以上に作る企業が減っているので年々受注は多くなっている」と話していた。