安曇野市の中山栄樹副市長が退任　市役所の仕事納め式で訓示も　１月１日から総務部長が市長職務代理者に

　安曇野市は２６日、市役所で仕事納め式を開き、市長職務代理者の中山栄樹副市長が職員に訓示した。１１月に太田寛市長が急逝したことや太田市長の功績に触れつつ「１月には新市長が決まる。（太田市長が）着手したものが、少しでも芽が出ていくように協力してほしい」と述べた。
　係長以上の職員約２００人が出席した。３１日で任期満了となる中山副市長の退任式も行われ、橋渡勝也教育長が職員を代表して「市長が対外的な公務に専念できたのも、中山副市長が庁内組織をしっかりとまとめてくださったから」と８年間の労苦をねぎらった。中山副市長は職員の理解と協力に感謝し「心置きなく退任させていただく」と応じた。
　中山副市長の退任により来年１月１日から新市長が決まるまでの間は渡辺守総務部長が市長職務代理者を務める。市長選挙は１月１１日告示、１８日投開票の日程で行われる。