県護国神社に馬駆ける大絵馬 エクセラン高の3人が製作
2025/12/27
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松本市美須々の県護国神社の本殿脇に、来年の干支・午にちなんだ大絵馬が飾られている。縦2.7メートル、横3メートルほどの大きさで、エクセラン高校(松本市)美術科の2年生の3人が2カ月ほど放課後や休日を利用して製作した。
中央に朱色のたてがみと尾を持つ白馬を描き、背景はうぐいす色に金色で伝統の日本の文様を組み合わせた。絵画を専攻している、島田遥さん、松岡莉奈さん、両角絢さんが手掛けた。26日に除幕式が開かれ、お披露目された。
県内の若いクリエイターが活躍できる場を作ろうと、毎年干支にちなんだ大絵馬の製作を依頼し、1年間飾っている。同神社の禰宜・奥谷公胤さんは「非常に落ち着きながら、確実に前進している馬を描いてもらった。参拝者が着実に前に進める年になれば」と願っていた。




