幸運の「馬蹄シュー」　木曽町福島・田ぐち きょう発売　干支スイーツ 新作　

　木曽町福島の菓子店・田ぐち（田口益生社長）が、来年の干支・午にちなんだ新作菓子「２０２６年もがん馬蹄（ばてい）いきまっシュー」を２７日に発売する。毎年恒例の干支スイーツだが、今年は商品名からして全力で、田口社長は「『頑張っていきましょう』と『シュー（シュークリーム）』を合わせたダジャレ。新年の笑顔と、みんなで一緒に頑張っていこうという気持ちを込めました」と胸を張る。
　馬蹄はヨーロッパでは古くから幸運のしるしとされ、Ｕ字形が「幸運を受け止める器」と考えられてきたという。鉄製の馬蹄は魔よけになると信じられ、玄関に掛ける風習も残るなど、海外では身近な縁起物だ。
　シュークリームは、ふっくらと焼き上げた生地にカスタードクリームを詰め、表面をミルクチョコレートでコーティング。さらに粒のままのナッツをあしらい、馬蹄の力強い形を立体的に表現した。
　ナッツの歯ごたえが程よいアクセントとなり、見た目にも楽しめる仕上がりだ。田口社長は「幸運の象徴である馬蹄にあやかり、良い一年の始まりにしていただければ」と話している。
　１個３５０円（税込み）で店頭に並び、年末年始は予約も受け付ける（元日と２日は休み）。問い合わせは田ぐち（電話０２６４・２２・２０２３）へ。