八十二銀・長野銀 金融庁が合併認可 来年1月1日 新銀行誕生へ
2025/12/26
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来年1月1日に合併する八十二銀行と長野銀行に25日、金融庁から合併の認可書が交付された。合併に伴う商号変更の認可書も関東財務局から交付され、新年に「八十二長野銀行」として新たなスタートを切る。
関東財務局長野財務事務所(長野市)で交付式が開かれ、後藤健二局長が八十二銀行の松下正樹頭取と長野銀行の西澤仁志頭取に、それぞれ認可書を手渡した。
八十二長野銀行は、本店を現在の八十二銀行本店所在地(長野市中御所)に置き、頭取には松下氏が就く。資本金は522億円、預金残高は9兆5220億円、貸出金残高は6兆5776億円、従業員数は3957人、店舗数は117店舗となる(残高などは9月末時点の合併前の2行単体合算ベース)。
松下頭取は「地域に役立つ銀行を目指す。『日本で一番成功した合併』と言っていただけるよう取り組んでいきたい」、西澤頭取は「地域を支える力強い銀行、相談しやすい親しみのある銀行をつくっていきたい」と抱負を述べた。



