信大付属小の北原光君が全国特別優秀賞 「小さな親切」運動作文コンクール
2025/12/26
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「小さな親切」運動本部などが毎年行う「小さな親切」運動作文コンクールで、全国の特別優秀賞に選ばれた信州大学付属松本小学校(松本市)の2年生・北原光君(8)が24日、市役所を訪れ、曽根原好彦教育長に報告した。北原君は「入賞できてすごくうれしかった」と喜んでいた。
作文コンクールは「小さな親切」をテーマに小中学生が応募した。北原君は「拍手の鳴らない親切」をテーマに作文を仕上げ、全国の小学生から応募された6494編の中から、4位となる特別優秀賞に選ばれた。11月28日に東京都で表彰式が行われた。
北原君は学校のクラスの中で一番親切だった人を毎日発表しあう「ベストパーソン」という取り組みについて作文にまとめた。「親切を誰かに気づかれたいとか、誰かに喜んでもらいたいとかではなく、『目立たなくても誰かの力になってくれている人がきっといます。ぼくは、そんな小さな親切に気づける人になりたい』との思いを書いた」と話していた。
北原君の表彰状を見た曽根原教育長は「素晴らしい成績。作文のコンクールはたくさんあるのでこれからも挑戦して」とエールを送った。
北原君の作品は来年1月19日から小さな親切運動本部のホームページで公開される。




