塩尻ワイナリーフェスタ充実へ 節目の20回 2日間開催
2025/12/25
後で読む

塩尻市産ワインの魅力を発信する、飲み比べイベント「塩尻ワイナリーフェスタ」(実行委員会主催)が来年5月23日と24日、宗賀の平出遺跡公園を拠点に開かれる。20回の節目を迎える催しで、今年は市内ワイナリーの負担軽減や入場券の売れ行き状況から「1日限定」の土曜開催にしたが、多くの参加者の要望に応じて、従来の2日間の開催に戻して受け入れ人数を増やす。
24日の定例記者会見で百瀬敬市長は「(1日だと)天候リスクもある」とも説明した。催し当日の5月17日は雨降りで、テント内に雨が吹き込む時間帯もあった。市観光プロモーション課によると、2449人が来場し、このうち当日券は240人だった。
令和元年以来6年ぶりに復活した、市内の「ワイナリー巡り」の前売り券400枚分は今春、販売開始わずか数分で完売。買えない人が続出する人気ぶりだった。今回は2日間に分け、1日当たり400人(計800人)を受け入れる。巡り券は500円増の5500円で販売する予定だ。漆グラス付きワインピクニック券(3500円)、お気軽ワインピクニック券(1500円)、当日券(2000円)を用意し、JR塩尻駅―遺跡公園間の専用シャトルバスを運行する計画だ。
市民先行販売(抽選販売)の申し込みを2月1日~15日に受け付け、一般前売り販売開始は3月7日にオンラインで先着順となる。



