松本・あがたの森文化会館でクリスマス会　ハンドベルや合唱楽しむ

　クリスマスを前に音楽や物語のプレゼントを子供たちに届けようと、松本市あがたの森文化会館で２１日、あがたの森クリスマス会（あがたの森文化会館、あがたの森図書館主催）が開かれた。保育士を目指す松本短期大学幼児保育学科の１、２年生が歌や楽器演奏を披露したほか、図書館職員による手あそびや絵本の読み聞かせもあり、乳幼児の親子ら約１３０人が楽しんだ。
　クリスマスにちなんだ歌やハンドベルの演奏、ろうそくの火を吹き消す手あそびや『サンタさんのおとしもの』の読み聞かせなど、クリスマス尽くしのプログラムが来場者を引き込んだ。「あわてんぼうのサンタクロース」の合唱では「サンタさんから預かった魔法の楽器」と称してタンバリンや鈴、カスタネットを会場に配布。子供たちはうれしそうに鳴らしながら演奏に参加していた。
　市のマスコットキャラクター・アルプちゃんとサンタクロースも登場し、職員手製のプレゼントを子供たちに手渡した。家族３世代で訪れた近くの男性会社員（３３）は「子供と一緒にコンサートを楽しめてとても良かった」と笑顔だった。