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2025年

蜜ろうでアート 馬形の一輪挿し 来年の干支・午年にちなみ松本の工房でワークショップ

2025/12/21
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 来年の干支の午年にちなんで馬の形の蜜ろうの一輪挿しを作る期間限定ワークショップ(WS)「手ごねの蜜蝋アート 午年バージョン」が20日、松本市寿豊丘のキャンドル工房「コトブキロケッツ」で始まった。参加者は熱で形を整えていく過程を楽しみ、新年に向けてオリジナルの馬の飾りを制作している。来年2月28日まで。
 馬の蜜ろうの原型に手を加え、参加者が個性豊かな作品に仕上げている。まずはお気に入りの馬の形を選ぶと、約60度に溶かした蜜ろうに付けてコーティング。表面が滑らかになり、手でなでたり、立つように形を整えたりして、米粒ほどの蜜ろうをいくつか重ねて、たてがみと尻尾も再現した。藤澤加奈さん(42)=松本市惣社=は「最初の形からは想像できない馬になって愛着が湧いた」と笑顔を見せていた。
 初企画した店主の園原かおりさんは「正月飾りを手作りして楽しんでもらいつつ、蜜ろうについて知ってもらいたい」と話していた。
 WSは主に水―日曜日の午前10時~午後2時に開催し、事前予約制。参加費は材料費の2800円(税込み)。問い合わせは同工房(℡090・5401・8801)へ。

蜜ろうで馬の形の一輪挿しを作る参加者
蜜ろうで馬の形の一輪挿しを作る参加者