沖縄と信州の伝統文化互いに披露 観光感謝の集いで魅力PR
2025/12/20
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沖縄県知事らが沖縄の魅力をPRし、長野・沖縄両県の観光関係者のネットワークを強化する「沖縄観光感謝の集い2025」が19日、長野市内のホテルで開かれた。県営松本空港と沖縄の那覇空港とを結ぶ空の便で来県した玉城デニー知事ら沖縄の一行が琉球舞踊などを披露し、木曽踊保存会が木曽節と木曽踊りを披露するなど、長野・沖縄両県が伝統文化を紹介し合って理解・交流を深めた。

集いには沖縄県から約20人、長野県から約120人が参加し、旅行・宿泊といった観光関係者や両県知事ら行政関係者が交流を深めた。長野・沖縄の両県は令和5年3月に交流連携に関する協定を結んでいる。沖縄県は東京や大阪で同様の集いを開いているが、地方開催は初めてで「第1号」が長野県での開催となった。
玉城知事はあいさつで、空の便で松本空港を訪れたことを話し「北アルプスの雄大な山々と、沖縄にはない眼下の風景に圧倒された。沖縄の人たちに見せてあげたいな、と感じた」と中信地域の景色の素晴らしさを絶賛した。空港の利便性の良さを強調し「沖縄を経由して外国人観光客を長野県に運ぶという壮大な計画もつくってみたい」と展望していた。



