安曇野市長選 中山栄樹副市長が出馬表明
2025/12/20
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安曇野市副市長の中山栄樹氏(73)=穂高柏原=が19日、市役所で開かれた市議会12月定例会の閉会あいさつで「これまで副市長として培ってきた経験と知見を引き続き安曇野市の発展のために生かしたい」と述べ、太田寛市長の死去に伴う市長選挙(来年1月11日告示・18日投開票)に無所属で立候補する決意を表明した。
市長選を巡り、太田さんの支援者ら幅広い市民から出馬の打診を受けていた。太田路線の実務的な継承者と目されており、太田さんが10月の市長選(無投票)で用いたキャッチフレーズに触れ「『住んでよかった、ゆたかな安曇野』を築いていく」と述べた。立候補表明は中山氏が初めて。
中山氏は、大町市の大町高校(現・大町岳陽高校)から日本大学に進み、昭和52(1977)年に穂高町職員となった。5町村合併による平成17(2005)年10月の市制施行後は企画財政部長などを歴任した。平成30年に当時の宮沢宗弘市長の要請で副市長となり、通算で8年間務めている。任期は31日まで。市長不在のため市長職務代理者を務めている。
市長選では中山氏の他、前衆議院議員の務台俊介氏(69)=豊科=が20日に態度表明を予定している。



