0000日(木)
2025年

「なぎそねこ」作り 大忙し 南木曽の製作組合 伝統の袖なし防寒着

2025/12/20
後で読む

 冷え込む冬を迎え、南木曽町では、地域に伝わる袖のない背中の防寒着「なぎそねこ」作りが盛んになっている。町ねこ製作組合に所属する10人ほどの作り手たちは、全国からの注文に応じるため日々作業に励む。
 なぎそねこは袖がないため作業がしやすく、町の伝統工芸品・南木曽ろくろ細工や蘭桧笠を制作する際などに愛用されてきたという。
 組合の会長・吉村早苗さん(68)=吾妻=の製作所でも、ミシンの音が響くなどし忙しく作業が進む。年齢、性別による幅広い好みに応じられるよう、柄やサイズなど計100種類以上を扱っており、色とりどりのなぎそねこが積まれた中で手作りしている。
 関東圏などから買い求めに来る人もいるという。吉村さんは「着れば暖かさが全然違う。リピーターも多く、期待に応えられるよう作っていきたい」と話している。
 なぎそねこは町内外の商店や道の駅、インターネット販売などで扱われている。吉村さんのねこの問い合わせは吉村南木曽ねこ製作所(電話0264・58・2450)へ。

昔からの防寒着「なぎそねこ」作りが進む吉村さんの製作所