正月へ餅作り 手際よく みたけグルメ工房 安全安心の地元産米で
2025/12/19
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木曽町三岳の農産物加工施設・みたけグルメ工房(西尾禮子代表)で、正月用の餅作りが本格化している。地元産の米を使った杵つき餅は、こしと粘りが特徴で、毎年楽しみにする常連客も多い。
湯気が立ちこめる作業場に「ぺったんぺったん」と機械式の杵の音が響く。蒸したもち米の甘い香りが広がる中、つきたての餅が型にのばされ、名刺大に切り分けられて箱詰めされていく。
使用する三岳産の米は、今年3月に「信州の環境にやさしい農産物認証」を取得。物価高の波が餅にも及ぶ中、安心・安全な地元産の米で作られる餅は、地域にとってうれしい明るい話題となっている。西尾代表は「お餅がないとお正月が来ないという声が励み。地元産の味が家族のだんらんに役立てば」と話す。
切り餅は40枚入り6000円(税込み)、白餅20枚は3000円。ヨモギや黒豆などを加える場合は追加料金400円。米の持ち込み(3500円~)やお供え餅にも対応する。注文は28日までに。
問い合わせはみたけグルメ工房(電話0264・46・3677、午前11時まで)へ。切り餅は道の駅三岳でも販売している。




