安曇野市長選 務台前衆院議員が出馬の意向 「太田氏が描いた未来実現」
2025/12/16
後で読む
安曇野市の太田寛市長の死去に伴う市長選挙(1月11日告示、18日投開票)で、前衆議院議員の務台俊介氏(69)=豊科=が無所属で立候補する意向を関係者に伝えたことが15日、分かった。今月末にも正式表明する見通し。
務台氏は市民タイムスの取材に「半世紀にわたり交友を重ねてきた太田さんが描いた安曇野の未来を、これまで培った幅広いネットワークを駆使して実現したい」と決意を示した。
務台氏は旧三郷村出身。松本深志高校、東京大学卒。旧自治省(現・総務省)に入省し大臣官房参事官などを務めた。平成24(2012)年の衆院選で自民党公認として長野2区で初当選。長野2区と比例北陸信越ブロック選出で同党衆院議員を4期務め、環境副大臣などに就任した。
市長選を巡っては、太田市長の支援者が副市長の中山栄樹氏(73)=穂高柏原=に立候補を打診。他にも立候補を探る動きがある。



