架空の街で仕事や娯楽 塩尻で子供たちの体験イベント
2025/12/14
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子供たちが架空の街をつくる催し「こどもしおじり」が13日、塩尻市大門一番町の市民交流センター・えんぱーくで始まった。小中学生約150人が参加し、模擬の事業所や店で働いて「給料」をもらい、納税や買い物、娯楽を体験している。開催10回目の特別企画もあり、子供たちの熱気にあれている。14日まで。
公共機関や設計会社、雑貨店などの36の職場ブースと、八つの制作体験ブースがある。子供たちはハローワークで求人票を見て興味のある仕事を選び、従業員やスタッフに手ほどきを受けて働いた。
ともに塩尻市の広陵中学校1年生で「コンビニ」の店員を務めた手塚陽梨さん(12)は「大きな声で接客した。買ってくれる人がいたり、お給料がもらえたりして楽しい」と喜んでいた。中川瑚心さん(12)は4、5回参加しており「街に仕事場がたくさんあって、毎回やりたいことがたくさんある」と話していた。




