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2025年

松本の街角を写真で回顧 松本市美術館で展示会

2025/12/12
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 半世紀にわたって松本の街や人を撮り続けているストリートフォト集団・信州報道写真フォト松本の写真展「まつもと散歩」が11日、松本市美術館で始まった。村田正幸代表(76)=松本市野溝東=が市民タイムスで連載している「トキタビ―まつもと時間旅行」の紙面や、メンバーが市内の街角の様子を撮影した作品など約80点が並ぶ。14日まで。
 松本パルコができる前に同じ場所にあった信州ジャスコの前で行われている獅子舞を捉えた昭和52(1977)年1月撮影の作品や、大雪のあった平成10(1998)年1月の街角を写した作品などが並ぶ。メンバーの作品も城山公園で咲く桜に雪が積もった様子など、懐かしい思い出を呼び起こしてくれる。
 村田代表は「昔の写真を見ると車や服装で時代が分かる。こんなことがあったなと見てもらえれば」と話している。
 入場無料。午前10時から午後5時まで。

街角の景色の移り変わりを伝える作品が多く並ぶ会場