巫女の心得を真剣に学ぶ 松本・深志神社で研修
2025/12/08
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松本市深志3の深志神社で7日、年末年始に臨時で巫女を務める女性たちの研修があった。高校生や大学生15人が参加し、参拝客を迎える心構えや礼儀作法を学んだ。
女性たちは白衣と緋袴と呼ばれる装束をまとって研修に臨んだ。大塚宗延権禰宜(48)から、神を敬い祖先をあがめる「敬神崇祖」と呼ばれる教えを学び、「天神様」として地域に親しまれる神社の由緒への理解を深めた。拝礼や言葉遣いといった立ち居振る舞いも練習し、真剣な表情で取り組んだ。
正月三が日を中心に、12月25日から節分の時期まで務める巫女もいるという。信州大学繊維学部1年の小原明莉さん(19)=松本市元町3=は「日本文化に憧れがあり応募した。誠意を持って応対し、良い新年を迎えてほしい」と話していた。



