おいしい人気店に行列も　井上アイシティの食品売り場リニューアルオープン

　井上（松本市）が運営する山形村の大型商業施設・アイシティ２１の１階の食品売り場（約１０００平方メートル）が５日、リニューアルオープンした。地元の飲食店や全国チェーンの計１０店が総菜やサンドイッチ、すし、精肉、菓子などを販売。午前１０時の開店と同時にオープンを楽しみにしていた大勢が来場し、にぎわった。
　特価商品を用意した精肉店・壱丁田や青果店のフルーツダイニングシュンには、開店早々から行列ができた。３キロ１０６９円のミカンを買い求めた松本市波田の女性（６３）は「開店が楽しみだった」と話した。家族で来店した同市波田の松本奈々絵さん（３１）は松本市内の中国料理店・九龍のギョーザを購入し「いろいろなお店があるので毎日でも来たい」と笑顔だった。正午近くには、購入した弁当や総菜をイートインスペースで食べる人たちも多かった。
　井上の井上裕社長は「人気のお店ばかりなのでそのお店を目当てに来店してくださっている。目当て以外のお店も知って、都会の百貨店のデパ地下のように親しんでもらえたら」と話している。