日展、中信地域の２６人入選　松本の飯島賢治さん、工芸美術で特選

　公益社団法人・日展が主催する国内最大級の公募美術展「第１１８回日展」で、中信地域からは特選１人を含む計２６人が入選した。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の５部門に全国から約１万１４３７点の応募があり、このうち特選と入選を受賞したのは２３４５点だった。
　作品は先月国立新美術館（東京都）での展示を終え、今後は京都、名古屋、大阪、安曇野、金沢を巡回する。安曇野市美術館（安曇野市豊科）での巡回展は来年５月２～３１日を予定している。
　入選は次の皆さん（関係分、敬称略）。
　▽１科（日本画）＝松田絵理（松本市）南嶋操（同）奥原美智子（大町市）
　▽２科（洋画）＝小川原淨（松本市）市川孝、小松正弘、新酒周英（以上塩尻市）浅川初幸（安曇野市）西澤美幸（同）
　▽４科（工芸美術）＝飯島賢治（松本市＝特選）増尾典子（同）相澤正樹、相澤まゆみ、海川盛利、千國由美（以上大町市）高木初見、古根香、松田富行（以上安曇野市）帯刀益夫（池田町）平野まり子（同）
　▽５科（書）＝浅輪美代子、阿部江碧、大澤逸山、大島皎山、西村桂楓（以上松本市）橋渡種恵（安曇野市）