てきぱきと野沢菜漬け込み 松本駐屯地で隊員が作業
2025/12/03
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陸上自衛隊松本駐屯地(松本市高宮西)で2日、冬の風物詩となる野沢菜と大根の漬け込み作業が行われた。若手を中心に隊員8人が参加し、駐屯地の協力団体・山岳部隊婦人の会の会員3人に手ほどきを受けて信州ならではの食文化に触れた。
地元の野沢菜40キロと、たくあん用に県内産と茨城県産の大根計100キロを漬けた。初めて体験する隊員が多く、野沢菜の大きさに驚きながら漬かりにくい根元に包丁で切り込みを入れ、1段ずつ塩やタカノツメなどを挟んで容器に重ねていった。大根には風味付けの柿の皮やナスの葉を一緒に漬け込んだ。
千葉県出身の隊員・坂本大騎さん(23)は「ここでしかできない体験でとても新鮮。おいしく食べていただければ」と話していた。漬け上がりを待って、1月中旬から3月中旬頃まで隊員食堂で提供される。



