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2025年

JR聖高原駅前整備大筋認定 ロータリー案を修正

2025/12/03
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 麻績村は2日、JR聖高原駅前整備のあり方を考える第3回研究検討委員会を村役場で開き、駅前正面にロータリー、東側に交流施設の設置を盛り込むたたき台を修正した改定案を示し、大筋で認められた。改定案は、時計回り道路となるロータリーの内側をやや狭め、送迎やバス・タクシー乗降のための外側スペースをゆったりと確保。交流施設は、一部2階建て(延べ約470平方メートル)を平屋(約330平方メートル)に変更した。

 改定案は交流施設について、内部は誰でも使える食堂・コワーキングスペースや、建物の管理を担う事務室とバス運転手の事務室、会議室、シェアキッチン、トイレを設けるたたき台をほぼ引き継ぐ。建物外も雨よけ通路やキッチンカースペースを設ける案を引き継ぐが、交流テラスは撤廃し、南側にイベントに使える緑地帯を設けるように改めた。
 村側は今後の建設スケジュールについて「3~4年程度のスパン(期間)を想定したい」と説明した。早ければ来年度にも用地取得に着手し、送迎時の安全を確保するロータリー整備を優先させ、順次事業を進める考えを示した。
 改定案は、7月の前回委員会で出されたたたき台に対する意見や要望などを反映させて修正された。検討委は年明けに次回会合を開き、1月下旬にも行う村長への答申の内容を決める。

村が改定案として示した聖高原駅前整備構想の外観予想図

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