麻績村産リンゴで冬限定スイーツ　シェーンガルテンで「タルト・タタン」

　麻績村の温泉宿泊施設・シェーンガルテンおみの併設レストランが今月から、村特産のリンゴを使った冬限定スイーツ「タルト・タタン」を提供している。今秋に日本野菜ソムリエ協会主催の「第４回全国りんご選手権」で銀賞（第３位）を受賞した村内の果樹農園・みどりやのシナノゴールドを使用した。

　タルト・タタンは、リンゴ本来の甘みが感じられるようキャラメル掛け以外の砂糖は使用せず、スライスしたリンゴでしっとりと仕上げた。みどりやのリンゴを普段から取り扱う縁もあり、生産者の堤純一さん（２９）、香保里さん（３７）夫妻の助言で受賞リンゴを使った。
　シナノゴールドは５０食分限定。その後は同農園の「ふじ」を使う。シェフの宮嶋裕太さん（３７）は「麻績のリンゴの品質のポテンシャルの高さを感じてほしい」と話す。
　１切れ税込み４００円（コーヒーセット同６４０円）。問い合わせはシェーンガルテンおみ（電話０２６３・６７・２８００）へ。