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2025年

たくさんの本に興味津々 松本市中央図書館でバックヤード見学会

2025/11/25
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団体貸し出し用の書庫を見学する親子

 松本市教育委員会は24日、市中央図書館(蟻ケ崎2)で「バックヤード見学ツアー」を開いた。午前と午後で親子計約50人が参加し、普段は職員しか入ることができない大量の蔵書が保管された書庫を見学し、図書館の機能を学んだ。
 図書館職員の粟津原準也さん(27)が案内し、中央図書館にある貸し出し可能な一般書70万冊のうち3分の2が書庫に保管されていることを解説した。児童施設や福祉施設に大量の本を貸し出す、団体貸し出し用の書庫も公開した。
 明治、大正、昭和初期の松本市街図はバックヤードの奥にある木のタンスに貴重書として保管されており、参加者は興味深そうに見学していた。島立小学校2年生の遠山詩織さん(8)は「バックヤードは暗くて少し怖かったけれど、たくさんの本が保管されていてすごいと思った」と話していた。 
 市は11月20日を「松本子どもの権利の日」と定めていて、20日を含む1週間を「まつもと子ども権利ウィーク」とし、関連イベントとして見学ツアーを実施した。ツアーの後には絵本のカバーを再利用してエコバッグをつくるワークショップも開かれた。

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