SNS型詐欺にご注意! 豊科の商業施設で安曇野市が啓発 県内で30~60代に被害多く
2025/11/25
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安曇野市は18日、SNS(交流サイト)を使った詐欺の被害が全県で30~60代に増えていることから、同市豊科田沢のスーパーマーケット・原信安曇野店で買い物客に注意を呼び掛ける街頭啓発を行った。
来店客が多い時間帯に合わせ、市、安曇野警察署、安曇野防犯協会連合会の関係者が店舗出入り口で「SNS型詐欺に注意してください」と呼び掛けた。投資意欲を高めてその気にさせる「投資詐欺」と、恋愛感情を抱かせて心も金も奪う「ロマンス詐欺」のそれぞれの手口をまとめたチラシを配り、目を引くように市のキャラクター「みずん」も活動した。
市によると、市内の被害は今年に入って10月末までに「投資」が2件(昨年同期比2件減)2722万円(同9144万円減)、「ロマンス」が1件(同2件減)1314万3000円(同427万円減)だった。
市地域づくり課の土屋陽平さん(40)は「電話でお金詐欺と違い、自分から気軽にクリックして詐欺のサイトに近づく恐れがある。不自然だと思ったら、すぐに引き返してほしい」と話していた。




