野沢菜収穫手際よく 松本・内田で体験行事
2025/11/24
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野沢菜の収穫体験ができる催し「第19回内田のお菜取りまつり」(農事組合法人・内田営農主催)が23日、松本市内田の重要文化財馬場家住宅西側の畑で開かれた。信州伝統の野沢菜漬けは食卓に欠かせないと、多くの人が訪れ、霜に当たった野沢菜を手際よく収穫する光景が見られた。
適度な降水があり、今年の野沢菜の出来は上々。1本300円でひもを購入して束ねられるだけ菜を収穫できる仕組みで、来場者は菜の不用な部分を切り落とし、次々と積み重ねた。松本市渚の田中智彦さん(41)は「大変だけど楽しい」と作業に精を出した。
内田営農が地域交流のために取り組む行事。代表理事の青木道夫さんは「来場者に満足してもらえればうれしい」と願っていた。




