新しい松本献血ルーム広々 21日にオープン
2025/11/21
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県赤十字血液センターの松本献血ルームが五幸セントラルパーキングプラザビル1階(中央1)に移転し、21日にオープンする。これまでのセントラル松本中央ビル2階(同)から南に60メートルほどの場所で、面積は96平方メートル増えて444平方メートル、ベッド数も10床から12床に増えた。待ち時間が短縮し、より多くの利用が期待される。
オープンに先立ち、20日に報道・行政関係者ら向けの内覧会があった。室内は主に待合・休憩室と採血室があり、内装は山と水をイメージしたパステルカラーでデザイン。待合・休憩室にはソファやコミックをそろえた棚が置かれ、居心地の良い空間を創出した。以前は採血室などと上下階で分かれていた資材庫が同一のフロアになり、業務のスリム化が可能になった。
医療の高度化で血液需要が高まり、以前の献血ルームが手狭となったことから移転した。ベッド数は長野献血ルーム(長野市)の12床と同数になり、松本献血ルームの織田貴之所長は「より多くの方をお迎えできる体制が整った。献血はリラックスすることが大切なのでくつろいでほしい」と話していた。
オープンを記念して21日~12月4日に献血をした人を対象に、献血マスコットキャラクター「けんけつちゃん」がふたにデザインされた七味唐辛子の缶を限定1000個配る。21日は午前9時に受け付けを始める。




