塩尻・大門三番町の交流拠点en.to 管理・運営手法が最優秀 PMアワード2025で
2025/11/20
後で読む

優れたプロジェクトマネジメント(PM)の事例を表彰する「PMアワード2025」(PMI日本支部主催)のSmall&Medium部門で、塩尻市大門三番町の滞在型交流拠点「en.to」(えんと)が最優秀賞に輝いた。
PMは、事業を成功させるため、計画立案、経営資源の配分、スケジュール管理を総合的に管理する手法を指す。PMアワードは、企業・団体の規模に応じて2部門を設け、審査を通過した4候補の中から一般の人など1400人の投票で入賞者を決めた。
「en.to」は大門商店街の空き店舗を活用して令和5年にオープンした。シェアハウスやゲストハウスの機能を持ち、市内で起業した人や、移住を希望する人などが入居している。二地域居住や兼業など多様な人が経営に関わり、地域住民を巻き込んで施設を運営するといったマネジメント手法が高い評価を受けた。
14日に関係者が百瀬敬市長を表敬訪問し、受賞を報告した。運営会社代表社員の横山暁一さんは「地域と人をつなぐ結節点の役割をさらに果たしていきたい」と話している。



