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2025年

福祉避難所の運営学ぶ 麻績村社協が研修会

2025/11/19
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 麻績村社会福祉協議会は13日、高齢者・障害者の避難生活を支える「福祉避難所」の運営を学ぶ研修会を、村社協のデイサービスセンターみづきで開いた。県内市町村の社協職員ら約40人が参加し、開設時の心構えなどに理解を深め、開設訓練もした。
 県社会福祉協議会まちづくりボランティアセンター主査の山﨑博之さん(45)が講師となり、昨年の能登半島地震の際に活躍した県災害派遣福祉チーム(DWAT)の活動を紹介。約3カ月間の支援を通じた避難所での介護の実態や課題について説明した。
 避難所の開設訓練では段ボールベッドとプライベートスペースを確保するテント形の囲いを組み立てた。デイサービスセンターを利用する高齢者も訓練の様子を間近に眺め、実際に寝転がるなどして使い心地を確かめていた。下伊那郡喬木村から参加した社協職員の鈴木鉄斎さんは「利用者の反応も知ることができた」と話していた。

利用者の前で段ボールベッドなどの設営を訓練する参加者

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