桃介橋の下をティラノサウルス激走 南木曽のレース企画に30頭
2025/11/18
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恐竜の着ぐるみを着て走るユニークなイベント「ティラノサウルスレース」が16日、南木曽町の桃介橋河川公園で開かれた。頭を揺らしながら短い手足を懸命に動かす姿は、肉食恐竜の威厳よりも愛らしさが際立ち、会場の笑いを誘った。

未就学児から大人まで約30頭(人)が出場。空気で膨らむティラノサウルス型の着ぐるみをまとい、「幼獣の部」「成獣オスの部」「成獣メスの部」などの各部門で、恐竜になりきって本気の勝負を繰り広げた。
町の総合型地域スポーツクラブ・NPO法人なぎそチャレンジクラブが主催し、4回目の今回は「パン食いレース」や「大玉送り」も登場。蘇南高校の教職員有志でつくる「ティラノ部」部長の関直哉さん(25)は、「大玉送りは思ったよりもコントロールが難しい。最後はゴールを見失ってしまった」と苦笑い。「かけっこでは1位を狙います」と、着ぐるみの中から力強く宣言した。



