山形の魅力満喫　秋の味覚やゲーム　やまっち祭り　にぎわう

　農産物やグルメにとどまらない山形村の魅力を集めた催し「やまっち祭り」が１６日、村ミラ・フード館周辺で開かれた。村商工会青年部による遊びの広場や、農産物販売、村内事業者による焼き菓子などの飲食ブースが並び、村内や近隣の人たちでにぎわった。
　村商工会と交流のある静岡県河津町商工会は特産の干物やミカンのブースを出展。１５センチ四方の升にミカンを幾つ積み上げられるか競うゲームには行列ができた。松本市の波田小学校２年生・唐木蓮斗君（７）は弟で幼稚園年長の琉ちゃん（６）と１０個ずつ積み上げ「ミカン大好き。本当は２０個いきたかった」と楽しんでいた。
　村商工会青年部（根橋昌希部長）の手作りゲームコーナー「村ヒーローズカップ」や「あそびむら」もにぎわった。とろろご飯や豚汁の振る舞いが人気を集めたほか、新そば賞味会が盛況だった。
　村や村商工会、ＪＡ松本ハイランド山形支所、村観光協会が実行委員会をつくって主催した。実行委員長の林和男村観光協会長は「農商工が力を合わせて村を盛り上げたいと初めて取り組んだ。大勢の人に来てもらえて良かった」と話していた。