お城眺めてラジオ体操 旧博物館跡地で初の催し 松本ヘルス・ラボが企画
2025/11/16
後で読む

松本城公園(松本市)の旧松本市立博物館跡地の広場で15日、ラジオ体操の催しが開かれた。住民や観光客ら200人以上が来場し、秋晴れの下、国宝天守と冠雪の北アルプスを眺めながら、電子ピアノの生伴奏に合わせて伸び伸びと体を動かした。
市民の健康増進事業を手掛ける松本ヘルス・ラボが開催した。元テレビ・ラジオ体操指導者の多胡肇さんらが、動作のポイントを軽妙な語り口で指導した。毎朝体操している塩尻市宗賀の守屋喜久男さん(74)は「体の動かし方がとても参考になった」と笑顔を見せていた。松本市食生活改善推進協議会による、具だくさんみそ汁の振る舞いもあった。
博物館跡地の広場で催しが開催されるのは初めて。ラジオ体操は小学生の時以来だったという松本市の陸上自衛官・落合賢悟さん(33)は「大勢が訪れ、楽しめる場所になればいい」と話していた。



