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2025年

筑北マレットゴルフクラブ 高齢化で解散

2025/11/15
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 筑北地域2村のマレットゴルフ愛好家でつくる「筑北マレットゴルフクラブ」(小山紀慶会長)が13日に解散した。筑北4地域の各クラブ組織が交流する互助会の役割を果たし、平成9(1997)年ころの発足から28年間で計168回の大会を通じて地元の愛好家の親睦を深めてきたが、会員の高齢化で「組織維持が難しい」と解散を決めた。

 同クラブによると、現在の全会員40人のうち、麻績村の麻績地域が20人、筑北村の本城地域が11人、坂井地域が7人、坂北地域が2人となっている。うち本城地域のクラブが本年度で解散する意向となったため、10月の役員・連絡委員合同会議で解散の方針を固めた。
 13日に麻績村第2公民館で臨時総会があり、賛成多数で解散を決めた。会の残余金については各会員で分配することとした。小山会長は「せっかく皆さんとお知り合いになれた場が終わる」と残念がりつつ「今後、何らかの方法でも大会を開催できれば」と述べた。
 今後は各クラブが独自に活動するのみとなる。一部で既存クラブへの参加や合流を希望する人もおり、最も多い会員数を抱える麻績マレットゴルフクラブ(北島国年会長)は来年3月の総会で村外者の加入について検討する方針だ。

臨時会で解散を決めた筑北マレットゴルフクラブ(13日、麻績村第2公民館)

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