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2025年

塩尻市内 深まる秋 近付く冬の足音

2025/11/13
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公園のせせらぎに薄く張った氷(奈良井宿)
青空を背景に輝くイチョウ並木(田川高校)

 晴れて地表の熱が奪われる放射冷却などの影響で、塩尻市が広丘高出で行っている観測で最低気温が0度まで下がった12日、市内では水がたまった場所に薄い氷が張った。奈良井宿にある「水辺のふるさとふれあい公園」のせせらぎでは、氷が落ち葉を閉じ込め、冬の到来が近いことを感じさせた。
 公園の木々や周りの山々は紅葉が見頃を迎えており、宿場では朝から写真撮影をする人が目立った。訪れた人は「こんなに寒いと思わなかったけれど空気が澄んでいて気持ちが良い」「紅葉や霜、青空と色がきれいな日に来ることができてうれしい」などと話していた。
 ◇ ◇ ◇
 塩尻市の田川高校で、敷地西端の校門から延びるイチョウ並木が色づいている。昇降口に向かって東西に延びる通路を挟み、南北に並ぶ木々のうち、南側の葉が鮮やかな黄色になった。
 10月中旬に始まり、11月に入って一気に進んだ。ただ、北側は遅れており、まだ青々とした葉が多い。写真を撮って日々の風景を記録している事務職員は「校門側から見ると特にきれい。校外からも見やすく、この風景をみんなで共有しやすいと思う」と話している。

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