園児、法被姿で火の用心 麻績「ちびっこ消防団」発足
2025/11/12
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本格的な冬を前に、麻績村の麻績保育園の園児たちが火災予防を啓発する「ちびっこ消防団」の発足式が11日、村地域交流センター前で開かれた。今年は15期目で年長・年中児22人がかわいらしい法被・制帽姿となり、地域や家庭に火の用心を呼び掛けた。
宮下利秀副村長ら関係者が立ち会い、村消防団の小山芳道団長が「火事を起こす火も悪いものではなく生活にとって大切なもの。間違った使い方をしたり遊んだりすると暴れ出して火事になってしまう」とあいさつし、火遊びをしないように訴えながら、団旗とまといを授与した。
園児たちは「幸せなら手をたたこう」の替え歌の「避難訓練の歌」を元気よく歌い、大きな声で「火遊びしません!火の用心!」と宣誓した。その後、村内の事業所などを訪れ、団員姿の園児たちの顔写真が写った特製カレンダーを贈って回った。
幼い時から火災予防や消防団活動に関心を持ってもらおうと、例年この時期にちびっこ消防団を結成し、年明けの出初め式にも参加している。




