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2025年

高齢者 舞台で生き生き ねんりんピック 木曽で文化・芸術交流大会

2025/11/11
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 高齢者が文化・芸術やスポーツを通じて生きがいや健康づくり、地域とのつながりを深める「2025信州ねんりんピック」の文化・芸術交流大会が8日、木曽町の木曽文化公園文化ホールで開かれた。木曽での開催は初めて。式典やステージ発表などを通じて、参加者同士の絆を深めた。
 オープニングでは、伊勢神宮式年遷宮にゆかりの地域組織・木曽奉賛会による「木曽木遣り唄」が披露され、伝統の響きが会場を包み込んだ。ステージ発表でシニア大学木曽学部の43期生グループ「音楽屋」はオリジナル曲を披露した。
 式典で、実行委員長の戸枝智子・県長寿社会開発センター理事長は「人生100年時代に向け、高齢者が生き生き暮らせる環境づくりが重要」と述べ、この日、会場ロビーで催された交流企画「木曽のお宝博覧会」を紹介しながら「住民による発表を通じて未来へのヒントを得てほしい」と呼び掛けた。

荘厳な響きで大会の幕を開けた木曽奉賛会による木曽木遣り唄