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2025年

オリイシフルート教室の生徒2人 全国の大舞台へ

2025/11/09
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コンクールヘの切符をつかんだ相野田さん(右)、浅田さん(左)と、指導者の居石さん

 松本市里山辺のオリイシフルート教室(居石ひとみさん主宰)に通う生徒2人が、27日に横浜市で開かれる日本最高峰の学生音楽コンクール「第79回全日本学生音楽コンクール全国大会」や、12月に東京都で開かれる全国規模のソロの音楽コンクール「第35回日本クラシック音楽コンクール」のフルート部門に出場する。8月と10月にあった予選を突破し、出場権を手にした。
 信州大学付属松本中学校2年生の相野田莉央さん(13)は、小学2年生から日本クラシック音楽コンクールに出場しており、連続7回目の出場を決めた。全日本学生音楽コンクールは昨年、全国大会には届かなかったが、今年は初めて予選を突破した。「舞台袖で頭の中でイメージしたことが発揮できた。全国大会の曲は冒頭が重要。音の表現と曲の流れを意識して演奏したい」と意気込む。
 松商学園高校2年生の浅田奈央さん(17)は同校の吹奏楽部員で、演奏を上達させたいと高校1年生から同教室に通い始めた。冬にある中部日本個人・重奏コンテストでソロの上位を目指して、度胸試しで日本クラシック音楽コンクールに初挑戦し、全国大会へと駒を進めた。「緊張したけれど、練習通り演奏できた。連符がたくさんでテクニックがまだまだ必要な所がある。上位を狙えるよう、曲を表現できるよう頑張りたい」と話していた。