山形で秋の味覚楽しもう　１６日「やまっち祭り」

　長芋やリンゴ、キノコ、そばなど山形村の秋の味覚が集合する「やまっち祭り」が１６日、ミラ・フード館周辺で初開催される。村民が集まって楽しむ場にしたいと、村や村商工会、ＪＡ松本ハイランド山形支所、村観光協会が実行委員会をつくって主催。村内企業のブースや村イメージキャラクター・やまっちと触れ合える企画もあり〝山形尽くし〟の一日にする。

　飲食販売ブースには、村産農産物のほか、村内の業者が手掛ける焼き芋やワイン、焼き菓子などが並ぶ。村と交流のある静岡県河津町商工会のミカンや干物、村内企業のみそ鍋セットやキノコ、ハチミツ、白ヒラタケなどの販売もある。
　午前１０時半から、とろろご飯と豚汁をそれぞれ限定２００食振る舞う。皿そば（６００円）と長芋の細切りが載った「やまっちそば」（８００円）を合わせて限定５００食販売する「新そば賞味会」は１０時１５分から券を販売し１１時から提供する。
　やまっちとじゃんけん大会や、やまっち○×クイズ大会などもあり、家族で楽しめる。事務局の村観光協会は「令和元年まで３０回続いた『村道祖神と新そば祭り』がコロナ禍で中止となって以来６年ぶりのイベント。そばに限らない山形の魅力を味わってほしい」と話している。
　村内１２店舗が参加する恒例の「新そば味わい祭り」は１２月２１日まで開催している。問い合わせは村観光協会（電話０２６３・３１・６２２０）へ。