筑北村20年 音楽で祝う 功労者18人を表彰
2025/11/01
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平成17(2005)年に旧3村(本城・坂北・坂井)が合併して誕生した筑北村の20周年を祝う功労者表彰と記念演奏会が1日、聖南中学校体育館で開かれた。地方自治や教育文化など村の発展に寄与した18人を表彰し、太田守彦村長が功労者にそれぞれ表彰状を手渡した。記念演奏では聖南中吹奏楽部と長野市民吹奏楽団(倉崎昌浩団長、長野市)の約70人が協演し、大勢の村民を美しい音色で楽しませた。
太田村長は式辞で、大勢から節目を祝ってもらえたことを喜び「村の発展に各分野で格別な貢献をいただいた功労者の尽力のたまもの」と感謝した。功労者を代表して前村長の関川芳男さん=東条=は20年間のインフラの発展や人口減少などの課題を挙げ「あとはアイデア次第で村の発展が期待される。村のさらなる発展と村民みなさんの健康・活躍を祈りたい」と述べた。
演奏会では、それぞれ映画・ドラマのテーマ曲や歌謡曲などなじみ深い楽曲を披露。最後には「ふるさと」を演奏しながら全員で歌って締めくくった。
坂北中村の主婦・瀧澤幸子さん(86)は「20年で人口が減り、店もなくなったが高速道路などは便利になった」と振り返り「今後は若者が多く暮らす元気な村になってほしい」と願っていた。




