子供の成長願い七五三 神社にぎわう
2025/11/02
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3連休初日の1日、松本地方の神社で七五三の参拝に訪れる家族連れが多く見られた。前夜の降雨から一転して朝から澄み切った青空が広がり、無事に7歳、5歳、3歳を迎えられたことを神前に報告するとともに、健やかな成長を願った。
松本市深志3の深志神社には、午前を中心に多くの参拝者が訪れた。市内だけでなく、塩尻市や木曽郡からも訪れ、鮮やかな朱色が特徴的な拝殿や神楽殿の前で記念写真を撮っていた。
木祖村薮原の深澤一路さん(42)は「学校や保育園のみんなと仲良く、これからも元気で明るく育ってほしい」と、着物姿の長女・菜乃葉さん(7)=木祖小学校1年=と紋付きはかま姿の長男・郁然ちゃん(5)=とちのみ保育園年中=を見つめた。祖父母や両親に見守られて参拝した菜乃葉さんは「算数でもっとすぐに答えが分かるように頑張りたい」と話していた。
深志神社によると、近年は分散傾向で、年間を通じて祈とうの申し込みがあるが、それでも10月から11月にかけてが多い。今年の予約のピークは16日(大安)で、2日、15日、23日も多く寄せられている。




